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 AKIHISA TAKEUCHI 

KOBEは奇跡のパノラマ都市

 小さい頃から海を眺めるのが好きだった。なぜか心が落ち着くのだ。だから住む場所は海の見える処と決めていた。今住んでいるポーアイのマンションのベランダからは少ししか海が見えないが、10分も歩けばすぐに海に接することができる。そしてほぼ毎日、通勤や散歩で港大橋を渡るときに海を眺めている。

 神戸は、海と街と山がコンパクトに収まっており、見事なパノラマ風景を見せてくれる奇跡的な街だ。年々、神戸への愛は深まるばかりである。本業である編集者とコピーライターとしての仕事はもちろん続けるが、神戸の原点ともいうべきミナト、そして神戸に役立つことも何かできればと願っている。ささやかであるが、フリーペーパー「yurari」の発行もその一環だと思っている。

竹内 明久

波止場通信社 代表

 

〒650-0046

神戸市中央区港島中町3-2-6 EG4-603

定休日  : 土・日・祝

営業時間 : 9:00〜18:00

電話 : 090-8193-7321

Eメール:dada@s8.dion.ne.jp

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オフィスこぼれ話

TaLaさんの作品を巡る冒険

 昨年9月から西元町でSカメラマンさんのオフィスをシェアさせていただいている私は、ある日、Facebookで見た先輩編集者N氏の投稿にいたく興味を抱いた。それは神戸のギャラリーで展示しているイラストとオブジェのTaLaさんの作品を紹介したもので、「ユーモアと愛情いっぱいの作品、大好きです。」とのコメントがついていた。作品の写真を見れば、これは面白そう! というわけで、ギャラリー「アート○美空間 Saga」へ。

 あるある、遊び心あふれる作品が。よくこれだけアイデアがわいてくるものだと感心するばかり。ユーモアたっぷりで、フランス風のエスプリも感じさせて、見ていて飽きない。

 帰る道すがら、「うん? 待てよ。以前、どこかで見たような気がするぞ」と、消えかけていた古い電球のように頭の中でパチパチと火花を放ちだす。オフィスに着いた私は、2階の撮影スタジオに上がると、白い壁面に大きく描かれたイラストは、先ほどギャラリーで見た作品とそっくり。そして下の方にはTaLaのサインまで。最初にSさんと会った時に2階も拝見して、イラストに感心したはずの私であったが、すっかり呆け老人状態、粗忽長屋の住人ぶりを露呈してしまった。

 Sさん曰く、「TaLaさんはこのオフィスを設計してくれた建築デザイナーの知り合いだったんですよ」。

 灯台下暗しとはこのことか。 数日後、再びギャラリーを訪れて事の顛末を話すと、大阪在住のTaLaさんもびっくり仰天。「えっ、そこにいてはるんですか。そうそう、私が描いたんですわ」。世間は広いようでも、時には恐ろしいほど狭いことがある。

 再度、作品を見て回り、アクセサリー2点(ペンダントとブローチ)購入。今後、街で出会った私がとびきりユニークなアクセサリーを身につけていたとしたら、それはTaLaさんの作品である。(2012.01.16)

2階撮影スタジオにTaLaさんが描いた壁画

ギャラリー「アート○美空間 Saga」に展示されたTaLaさんの作品

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