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「播磨の小京都」龍野を探訪

江戸か明治にタイムスリップ!

■なぜか、心は龍野に傾斜

 今年の1月、龍野市で不動産会社と町おこしのNPO法人を運営している畑本康介さんと、元町6丁目商店街にあるTuKuRuの1周年記念パーティで会い、「龍野っていいところですよ。ぜひいらしてください」と言われて以来、なぜが「龍野」が気になり始めた。さらに3月、龍野にある元芸者の名物女将が経営していたスタンドBar「ふるさと」が、畑本さんたちの手によって復活したことを神戸新聞で知り、ますます興味が募った。

 そして、すでに龍野に何度か訪れているカメラマンの澤井さんから龍野の地図を頂いたのをきっかけに、ゴールデンウィークの5月5日、初めて龍野を訪れたのだ。

 三ノ宮からJR新快速で姫路へ(約40分)。そこで姫新線に乗り換えて4駅目。約20分で「本竜野」駅に着いた。

 

■江戸か明治にタイムスリップ

 駅から旧市街への道を歩くと、揖保川沿いに大きな「ヒガシマル醤油」の工場が建っている。龍野橋を渡って旧市街に入ると、板壁と白漆喰壁との建物が並び、江戸か明治時代にでもタイムスリップした感覚に教われる。中でも姫路信用金庫の風情には驚いた。地図の番号順に歩くと、効率的に町を回ることができると観光協会で聞いたので、ほぼその通りに歩いてみた。

 

 下河原商店街 → うすくち龍野醤油資料館 → 如来寺 → うすくち龍野醤油資料館別館 → 龍野歴史文化資料館 → 龍野城 → (昼食)ミシュラン掲載店「霞亭」で冷やしそうめんとビール → 旧脇坂神社 → 三木露風生家 → 武家屋敷資料館 → 赤とんぼ歌碑と三木露風立像 → (休憩)カフェ「エデンの東」で珈琲 → スタンドBar「ふるさと」を復興させたコミュニティBar「ふるさと」

 

■町並み景観保存への情熱に感心

 こうして歩いて感じたことは、木々の緑と白壁の美しさが際立っていること。そして歴史と文化を大切にし、昔ながらの町並み景観を守ろうという市民の並々ならぬ情熱である。文化レベルの高さは、童謡「赤とんぼ」の作詞者・三木露風や、哲学者・三木清を輩出したこともでも証明済である。

 今のように鉄道輸送、自動車輸送が発達する以前は、輸送手段として、川と海を利用した水運がもっぱらであり、都市も水運に恵まれたエリアに発展した。龍野もまさに揖保川の恩恵を受けて発展した町であることがよくわかる。

 産業としては醤油とそうめん(他に革製品)が有名だが、昨年4月に訪れた小豆島も、醤油とそうめん(他にオリーブ)だっ。た。他に関西で醤油の産地として有名なのは、和歌山の湯浅町あたりか。来年は、その辺りを探訪してみようかな。(2016.05.13)

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