BAR1925
昨日紹介した豊岡1925の地下にBAR1925がある。3年前のことだ。豊岡での仕事を終えた後、市役所の職員N女史に、当時、豊岡市役所南分室として使用されていた、旧兵庫県商工銀行豊岡支店の建物内部を案内してもらった。地下に入った時、「ここはBARがいいんじゃないかな」と私は言った。「そうでしょ。私も絶対にそれがいいと思うんです」とN女史。別に私の意見が聞き入られたわけではないだろうが、リノベーションにより、地下空間がBARに変身したと聞いて嬉しかった。
当然のように、夜はBAR1925を訪れた。オリジナルカクテルの、橘のモヒートと橘のモスコミュールをいただいた。団体客の中の数名が大声で話している。後から来た一人客は、入るなり、サッカーのワールドカップの試合の話を、これまた大声で話し続け、タバコを吸い始めた。私はBARを出た。嬉しさの中に、苦みが混じった。