想定外の人生双六
- dadada0
- 2017年8月4日
- 読了時間: 2分

何かにつけてアバウトな人間であるが、それなりに人生設計を考えていた。年齢からいっても、人生の第3コーナーを回ったところだ。そろそろ店じまいをして、かねてからやりたい事に取りかかるとするか。閉店に向けてシャッターを4分の3ほど下ろしたところ、そのシャッターをもう一度、引き上げる人が、2月上旬、事務所に現れた。神戸学院大学人文学部のK教授である。4年ぶりの再会である。
「私、こんど大阪のS大学に変ることになりました。そこで、私がやっていた学部新聞、人文通信を引き受けてもらえませんか? 非常勤講師として、学生に新聞作りの指導をしていただきたいのです」
人文通信の存在は、よく知っている。4年前の2013年3月号に「コピーライター」として掲載されたからだ。さらにK教授のお誘いで半年間、客員教授として、「メディア業界の歩き方」の講義をさせてもらった。これだけでも十分得難い体験で、感謝するばかりだ。
しかし今回の話は、引き受けた以上、当分、仕事として続けなければならない。少しばかり躊躇したが、まったく経験のない学生に、企画力、取材力、文章力を実践的に身につけさせるのは大変だが、それ以上に一緒にものを作り上げる喜びを学生に味あわせたい。そして人や社会に積極的に関わる勇気を身につけさせたいという気持ちが勝った。
こうして4月から、神戸学院大学の非常勤講師として、毎週金曜日、人文学部のある有瀬キャンパスまでバスで通い、またある日は、学生と一緒に取材に飛び回っている。降って湧いたような、まったく想定外の仕事に忙しい日々を送っているが、案外これも悪くはないと今は思っている。ちなみに上の写真は、K教授が学生募集のために作成したポスターである。