聴竹居
高校の同級生達と大山崎町をハイキング。天下分け目の天王山と言われる場所だ。桂川、宇治川、木津川の3川が淀川へと合流し、淀川から天王山までわずか100mほど。その間に西国街道も走っている。交通の要所であり、戦略上の拠点として重要な位置を占めていることがよくわかる。
それと今回の収穫は「聴竹居」。昭和3年に藤井厚二という建築家によって作られた環境共生住宅の原点といわれる建物で、日本の近代建築20選にも入っている。夏の湿気対策や景観などに工夫を凝らした和洋折衷の見事な作品なのだが、内部の撮影はNG。許可(申請用紙に氏名・住所・電話番号・撮影目的などを記入)をもらって撮影をしたが、公開は不可ということで、外観だけになってしまった。でもネット上ではすでに何枚も載っている。どうもこの手の規制には疑問が残る。