屋上バーで気分上々
5月に行けなかった屋上バー「テンマー」へ。場所を探し当てたものの、入れずに階段を下りてくる男性3人組が「残念やけど、他行こうか」と去って行く。満席かも知れない。でも一人くらいなら何とかなるかも、の駄目もとで外階段を3階屋上まで上がる。ラッキー。一席だけ空いていた。本当に屋上で、上には天幕が張られているだけ。カウンターにはマスターと女性スタッフの2人。気持ちよく迎えてもらい、夜風に吹かれながらお酒をいただく。料理とお酒が美味しくて、料金が驚くほど安いから、人気があるのも合点がいく。
しかし、屋上バーだから、雨天や強風のときは、閉店。さらに厳冬期も閉店。これで商売として成り立つのか心配になるが、大丈夫らしい。マスターはかつて大学卒業後、共同通信の記者として活躍し、その後、中学・高校の教師をしていた経歴の持ち主。私が「波止場通信社」の名刺を渡すと、「おお、同業者じゃないですか」。いやいや。通信社だけ共通でも、ゾウとアリ。いや月と団子以上の差がありまっせ。この他にも、マスターから貴重な横浜のバー事情も伺えるなど収穫も多く、気分上々の夜であった。