三叉路がすべて商店街
17日(日)、Jヘリツアー「尼崎産業遺産探検隊」に参加。出屋敷中道商店街、三和市場にある怪獣ショップ「たんちゃん」、イベントスペース「とらのあな」、ライブハウス、尼崎市立文化財収蔵庫、旧尼崎警察署などを巡ってきたが、中でもこれぞ尼崎と実感したのが、上の写真。何と、三叉路のすべが商店街である。
さすが尼崎である。尼崎が工業都市として栄えた頃、北にある社宅、アパートと、南の湾岸エリアにある工場とをつなぐこれらの商店街には、毎日、社員や労働者たちが押し合いへし合いしながら往復していたはずである。工場の郊外移転や廃業に伴って、流通人口は激減したが、それでもまだ3つの商店街は健在である。公設市場から発展した三和市場は、多くの店がシャッターをおろしているが、最近、サブカルチャー系のショップを導入するなどして活性化を図っている。商店街活性化策として、とても興味深かった。