祇園夏まつりで、きゅうりの1本漬
7月13〜20日に行われる平野の祇園夏まつりに行ってきた。祇園山中腹にある境内まで88段ある急な階段を登ると町から海まで一望できる絶好の立地。夏祭りにはつきものの屋台が境内はもちろん、道中の沿道に数多く立ち並んでいる。金魚すくい、めだかすくい、どじょうすくい、ヨーヨーつり、千本引き、ひやしあめ、射的、唐揚げ、サザエのつぼ焼き、明石焼、いかやき、綿菓子……etc。中でも目を惹いたのが、トロピカルフルーツで、パイナップル、マンゴー、スイカなどを食べやすくキレイに切って提供していた。それと、祇園だけでしか見たことがない、きゅうりの1本漬。左右3段の陳列棚にきゅうりが並び、背後から水が飛びだしている。前面には、氷で冷やされたきゅうりが並んでいる。夏に相応しい涼感演出に思わず唸る。うめ、明太マヨネーズ、キムチ、ごま油などをつけて食べるが、私はスダチ味噌を選んだ。
しかし、きゅうりの1本漬は、ここでしか見たことがない。兄ちゃんに、「きゅうり売っている屋台って、少ないのはなぜだろ?」と聞くと、「ええ、少ないですね」としか返ってこない。商売の邪魔をするわけにはいかないから、それ以上は聞かなかった。祇園さんは、きゅうりと縁のある神社だったはずだ。そのせいで、ここではきゅうりの屋台がでているのだろうか。確かな理由は分からないが、いずれにしても、きゅうりの1本漬、旨かった!