鉄工所がスタジオに!
最近、使われなくなった倉庫や工場などがギャラリーやスタジオに変わり始めた。大正区や此花区の鉄工所がギャラリーに変わった例はいくつか見たが、巨大空間を生かした巨大な作品の展示が可能なので、とても面白い。
今回、出かけたのは、やはり鉄工所を改造した新大阪スタジオ<SOS>。ここで行われている「”変態”メタモルフォーゼ展」(5月21(土)〜6月5日(日))を見た。作品はいずれも鉄製で、写真の作品は、橘宣行さんの「昭和シャイクロン号」。子供の頃の夢を形にしたものだが、タイヤもすべて鉄製。鉄がもつ剛直なイメージと子供の夢がリンクするところが何とも興味深い。