たそがれの国ポルトガルへ
3年ぶりの海外旅行。6月9日(木)〜16日(木)の8日間、ポルトガルへ出かけた。
なぜポルトガルだったのか。15世紀の大航海時代に繁栄し、帝国をを築いたポルトガルだが、19世紀以降は衰退の一途を辿り、今やたそがれの国に成り果てている。だがもともと刻々と風景を変えるたそがれ時が好きで、人生のたそがれもまた妙味ありと考えている私にとって、ポルトガルは以前から気になっていた国。さらにテロで揺れるヨーロッパの中で、安全で美しい国としてポルトガルは十分魅力だ。そこでポルトガルに決めた。
いやあ、良かった。国全体がレトロ感に溢れ、絵に描きたい風景が次々に現れる。また、帝国時代に築かれた修道院の壮麗な姿に賛嘆するばかりだ。人々も控えめで親しみやすく、食事もおいしく、物価も安い。想像以上に良かった、としか言いようがない。詳しい内容は、後日、波止場通信で紹介したいと思う。