渡船場巡り
昨日、大阪大正区へ渡船場巡りに出かけた。昭和10年には31カ所もあった渡船場も現在は8カ所に減ったが、水都大阪を実感するには、やはり渡船場巡りに限る。 幸い、晴天に恵まれて歩き出したものの、3つ目の渡船場を巡った頃から疲れ始めるというトホホな状態に。途中休憩を挟みながら、結...
聴竹居
高校の同級生達と大山崎町をハイキング。天下分け目の天王山と言われる場所だ。桂川、宇治川、木津川の3川が淀川へと合流し、淀川から天王山までわずか100mほど。その間に西国街道も走っている。交通の要所であり、戦略上の拠点として重要な位置を占めていることがよくわかる。...
過去は変えられる
昨夜、元町映画館で見た、アレハンドロ・ホドルフスキー監督の『リアリティのダンス』に久々に圧倒された。140分だから2時間20分の長い作品だが、1時間ほどにしか感じないほど、その魔術的な映像に魅せられた。ホドルフスキーの少年時代をテーマにした自伝的作品なので、ストーリーは比較...
田河敬太「in the roooom」
ギャラリー301で田河敬太さんの個展「in the roooom」を見てきました。貝殻の持つ曲線の美しさと、女性の脚との組み合わせがシュールでありながら、軽やかなリリシズムと豊かな物語性を感じさせます。31日(日)まで。...
昭和は遠くなりにけり?
過日、JR神戸駅近くにある立呑『神戸かくうち』に初めて訪れた。看板には、店名の下に「創業昭和元年」とある。明治元年とか大正元年なら「ほう、古いな」と思うだろうが、昭和元年になると古いのか新しいのか分からない。微妙なところである。昭和63年なら26年前のことだが、昭和元年とな...
海底へのエスカレーター
このエスカレーターは登りだけである。天上を見上げながら乗っていると、大きく口を開けた貝殻の中に吸い込まれていく感覚に陥る。上昇しているのだから天国行きなのだが、海底に引き込まれているような不思議な感覚に支配される。ここは、ポートライナーのポートターミナル駅である。
三脚なしの花火撮影
8月2日に神戸港花火祭りがあった。花火の撮影は難しい。プロのカメラマンさんに「三脚が絶対に必要」と言われて、昨年は三脚で撮影。きれいに撮影できた。ところが今年は小雨模様である。撮影できるかどうかも分からない。とりあえずカメラだけ持って行った。打ち上げが始まる頃ににあると、雨...
揚屋建築
京都に用事があったので、ついでにかねてより気になっていた、島原の角屋を見学してきた。入って驚いたのは、予想をはるかに上回る規模であり、その美しさだった。説明パンフには、「旧花街・島原開設当初から残る揚屋建築の唯一の遺構(重文)」とある。揚屋とは、現在の料亭にあたるもので、置...
自然は偉大だ!
友人からいたいだいた「夏野菜」。箱の中には、金相瓜、胡瓜、茄子、紅玉葱、獅子唐、トマト、ズッキーニなどたくさん入っていた。中でも目を惹いたのがミニトマト。その色の鮮やかなことよ。自然はまことに偉大である。
新開地寄席
大阪には繁栄亭があるが、神戸には落語の常打寄席がなくて寂しい思をしていたが、手作りの地域寄席が多いことに最近気づいた。私が好きな落語家として、桂雀三郎をあげると、画家のYさんが「それなら新開地寄席に行きなさい。彼がまとめ役をしているから」と教えられた。ネットで調べるとその通...